放送大学で心理学を学ぶ

放送大学での新たな学びを通して自分と向き合いたい

単位認定試験が終了

今回は2回目の単位認定試験ということで、どんなふうに行なわれるのかが分かっているぶん、無駄な緊張感はなかったけど、今回はとにかく暗記中心でした。

まず、心理研究法と日本語アカデミックライティングは教科書やノートが持ち込みできたので、(といっても、勉強はしました)ちょっと安心感はあったかな。

山は、統計法と認知心理学

これは持ち込みはできず、しかも、心理統計法は今期開講したもので、過去問がない。

内容がほとんど、しっかり理解できていない。

もっとも、講師の豊田先生は、第15回目の授業の最後で、

単位認定試験には演習問題と放送授業で行なった結さん*との会話の内容しかでませんよー。

*結さん  ほぼ毎回、講義の最後に、先生との会話に登場する生徒さん。とても優秀です。会話の内容は高度すぎて、ちょっと理解しがたいものがありましたが、憎めないかわいらしい女性です。

 

と。とてもうれしそうにおっしゃってくださいましたが、

が、その演習問題の数の多さと、その結さんとの会話の内容も、私には本当によくわからない。

なんとなく、過去の心理統計とはことなる手法を行なわなければならない、というような内容だったけど、過去のことすらわからないので、(もっとも、卒業研究をするために、過去の文献を読んでいると統計に関してはいろいろある、ということはわかりましたが)

 

他の参考書も買って読んでいましたが、まさに、基礎編なので、受講した心理統計法の教科書をしっかり理解して、暗記する、とまではいかず。

とにかく、丸暗記を実行しました。時間がないので、ひたすら、演習問題と答えを暗記。

で、心の中では、まあ、そうはいっても、このなかからわりと分かりやすそうなのがでるのかなとか、甘いことをちらっと考えてはいましたが。(しかも、演習問題の答えは明記されず、教科書の中から探すもので、それがわからない、という問題も結構ありました。教科書は付箋だらけ)

・・・。

試験開始とともに、とにかく、記憶したのを忘れないうちに一気に答案に(マークシートですが)印をだーっとつけていくということで、早く済みましたが、試験前に、ぎりぎりまで粘って、演習問題を見直してよかったと思えるくらい、勉強中覚えにくかった問題がこれでもか、というくらい出題されていました。

今回、理解もほとんどできず、暗記一辺倒だったので、卒業研究では、統計法をぜひ、使って自分でデータを分析したいです。これは使わないと、わかりません。

 

認知心理学は、教科書が分厚くて、読みこなすのに時間がかかりました。

放送授業は、教科書を読み上げるようなものではなく、講師の高野先生のお話しがとても面白く、むしろ、講義を聞くことに集中していたので、教科書はまさに試験勉強中に繰り返し読むことに集中しました。

本当に高野先生の講義は毎回、楽しく、本当に刺激的でした。

今回、私が卒業研究でテーマにしたい分野は、認知心理学の分野となりましたが、特に意識したわけではないのですが、高野先生のお話しに刺激されたのかもしれません。

 

研究法もアカデミックライティングも、ともに、難しくはありましたが、とにかく刺激的でおもしろくて、全てが血肉となった気がします。

放送大学で勉強していて、本当によかったと、(まだ結果はでてませんが)しみじみ思いました。

こんなふうに、自由に自分の学びたいことが学べるうれしさ、時間的な余裕、経済的にも、自分の勉強に費やすだけの余裕があること、これはしみじみありがたいことだと思います。

学ぶこと自体が楽しいなんて、考えたこともありませんでした。

人それぞれ、自分が心から楽しいと思えること、なんでもいいんです。ただそれが、誰かのためとか、お金儲けとか、そういうことから一切離れて、純粋に学びのすばらしさを体感できることは本当に幸せだなーと、試験を終えてしみじみおもいますね。

さて、今度は卒業研究申請と、来期の授業申し込みです。

 

 

 

 

 

 

イデコのこと。

昨日は、深夜にわたって独り暮らしをしている娘とラインで電話。

平日に、こんな夜遅く話すことはいままでなかったけど、イデコの申請書類について説明をするために、急遽、メールでは足らないので、電話で話すことに。

 

イデコは、個人型確定拠出年金の愛称で、(iDeCo)今年から、20歳以上のほぼすべての国民が加入資格を得るものです。

このことは、私が現在、NISA口座をもっているSBI証券や、その他、書籍などで知ったもので、これは不安定な仕事(契約社員など)についている娘たちに絶対、加入を勧めるべき、と思って、内容や加入についてのアドバイスをしているものです。

詳しくは、山崎元さんの著書、

「シンプルにわかる確定拠出年金」角川新書 

を読むと、とてもわかりやすい。

 

投資とか、証券会社とか、とかく、損をするようなイメージ、あるいは、逆に株で儲けるみたいな短絡的に思ってしまうこともありますが、この年金は、特に20代で働いている人にぜひ、本当に絶対、勧めたいものです。

 

この本には、とにかく徹底的にわかりやすく書かれているので、多くの、特に若いひとに読んでほしい。

そして、専業主婦で、夫の第三号被保険者、自営業者、企業年金のないサラリーマン(契約社員を含む)など、会社にそもそも属していないひと、転職を繰り返す可能性がある人にもう、ぴったりです。

 

だいたい、たとえ企業年金もある会社であっても、かつてありましたが、その従業員の掛け金をへんなところに投資して、何十年分という掛け金をパーにした会社もありました。あほらしくなりますね。

そして、これがいいのは、あくまで個人で行うものなので、働いている会社が倒産しようが、転職しようが、関係ないってことです。

 

もちろん、現在企業年金があるところで働いているひとが、転職するために、いままで積立てていたものを移管することもできるそうです。

 

そんなあんなで、まずは、ネット証券会社に口座を開き、このイデコのための書類の書き方や、方法をいろいろ、前記の山崎さんのほんを参考にしながら、娘に話していたわけで、ちょっと今朝は寝不足気味かな。

仕事中は、寝ないようにしないといけませんね。

 

 

テーマを絞ることに集中します。

おはようございます♪♪

とっても久しぶりです。

放送大学のカテゴリーですが、ちょっと脱線して・・・。

 

いま、あすけんというサイトで(スマホのアプリでもあります)ダイエットに挑戦中で、これがものすごい効果です。

 

6月の初めに始めて、現在、2キロ近く減量できてます。信じられません。

 

この種のダイエットは、一時、岡田斗司夫さんがレコーディングダイエットという方法で、大流行しましたが、このレコーディングという、記録をつけることで、自然にやせるという方法に則っているかなあ、と思いますが、岡田さんのは自分でノートにつけるものだったと思いますが、あすけんダイエットは、スマホにもアプリをダウンロードでき、もちろん、PC上でも連動していて、外出中はスマホで記録、自宅ではPCで、と記録することができます。

 

なにより、いいのは、コンビニや外食するときに、その店のメニューもかなり幅広く選択することができ、お昼にコンビニのおにぎりやサンドイッチをよくたべる私にとっては、その商品名を選択して入力するだけで、カロリーだけでなく、その栄養成分も自動的に記録されるため、とっても簡単なんです。

 

しかし、基本は、自分で一つ一つ食材や調味料を計り、記録していくこと。

体重、体脂肪はもちろん、様々なからだの記録、食事記録、運動記録(これも様々なメニューがあって、消費カロリーがある)を入力し、それを(もちろん、AIかなとおもいますが)、未来さんという、仮想栄養士さんが(仮想だとおもいますが、一人一人に人間が対応していたら大変かなと思いますので)一つ一つのメニュー、最後に全体に渡ってのコメントをしてくれます。

 

これが案外、うれしい。未来さんにほめられたり、ちょっとがっかりされたり。

 

で、もう一つ、日記をつけることができ、これは、たとえば公開したくない記録は伏せておくことができるし、なにより、ほかの方のさまざまな努力や、ちょっとほろりとさせられること、もう、やけになっている方たち、など、とても参考になるし、読んでいてたのしい。

私もさっそく日記を、毎日つけています。

それで、気がついたんです。大切なもう一つのこと。

 

このブログ、全然つづけられてないじゃん、と。

 

たしかに、食事というテーマが明確になっていると書きやすいんですね。

でも、放送大学でも、もう、卒業研究のテーマを決めたいし、今月は単位認定試験もあるし、私の中では、もう、焦って、様々なことが頭の中を駆けめぐっています。

 

だからこそ、このあすけんのように、記録をつけることが大切だと、気がつきました。

通信制のまなびだからこそ、自分で自分をきちんと律しないと、やりたいこともできなくなってしまいます。

 

卒業研究のガイダンスが先月末に開催されました。

 

いよいよ、本格的にテーマを絞っていくことが必要です。

 

じつは、すでにある程度のテーマは考えてあり、放送大学のライブラリィから、それに関する文献をいくつか、集めてあります。

また、いま受講している科目は、どれも、この卒業研究を行うにあたってとても参考になるものばかりです。

まず、今週中にはテーマをしぼり、一度、申請書を書いてみたいと思います。

それに、指導教官にしても、本部の先生にするのか、地元の大学の先生にするのか、これらに関しても、自分で決めて、8月までに所長さんに相談しないといけない。(地元の先生にする場合、です)

 

しかし、ガイダンスでも話はでましたが、心理教育コースをとっていて、これをテーマに研究をすることは、だいたい、コースをとっている人が多くて、かなり競争率が高く、しかも、テーマのしぼり方や、テーマそのものによって、はねられてしまうことも多々あるとのこと。

 

ひえー、です。

 

単位認定試験もがんばらないといけないけど、卒業研究は今回できないと、今度は来年申請の、再来年の履修になっちゃうので、急がないと。

 

とにかく、ブログ、食事記録とともに再開する気持ちで、がんばりたい。

 

卒業研究・修士論文発表会に行ってきました。

今日の13時より開催された発表会。

前半は卒業研究の発表、そして後半は修士論文の発表でした。

結構の長丁場ではありましたが、参加できて本当によかったー、というのがまず率直な感想です。

どのかたの研究もとても興味深くて、本当に聞き入ってしまってました。

 

私にとっての卒業研究とは

私自身はぜひ卒業研究と、そしてできれば修士論文もやってみたいと思っているんですが、なにせ、その問題を絞りきれていない。

心理学に関する課題とは、もうありとあらゆるところに関わっているからこそ、自分では日々いろんなことを考えているし、日々起こっている事件やさまざまな出来事からはたえず、インスパイヤされるわけですが、それらは、泡沫のように、ふわふわしているもの。

たとえば、あらかじめ課題を抱えていて、それを解決するべく放送大学の門を叩いて、心理学という分野に自分の課題を解決するための方法や、得られる解答を求めるということであれば、もっと簡単(でもないかも)かもしれませんが、私としては、解決する方法を学びたいというか、その問題自体は、ありとあらゆることで、むしろ、ランダムな”お題”的なものを与えられ、それを解決するためにはどうするか、という方法論を学びたいということかなあ。

だいたい、心理学という分野に少し足を踏み入れただけで、いままでの心理学に対する勝手なイメージは、がらがらと崩れていったわけで、そこから、クリティカルシンキングに関する本を読んで、ますます、自分の考えの甘さというか、心理学に限らず、いろんなことについてのものの考え方を見直すことになりました。

 

心理学という分野の広さゆえに、題材はなんでもありそうで、じつは大変絞りにくく、難しいなあという思いがあります。

でも、今日の卒業研究、修士論文の発表を聴きながら、いろんなことを考えることができ、ヒントもたくさんありました。

これらを踏まえ、一人ブレストをしつつ、問題をいろいろ書き出してみようっと。

 

 

 

参考になった本

 

心理学をまじめに考える方法  真実を見抜く批判的思考

キース・E・スタノヴィッチ著

金坂弥起 監訳

*この本自体は、すでに版を重ねているそうですが、初心者の私にとっても取り上げられているトピックや、題材が興味深くここで、クリティカルシンキング(批判的思考)がじつは心理学に大変重要になってくるということを学びました。

 

現在読んでいる本

心理学を学ぶまえに読む本   羽生和紀著   サイエンス社

*ここには、まず、心理学を学ぶための大切なこと、専門科目に入る前にぜひおぼえておくべきことなど(手にいれること、理解すること、考えること、表現すること、そして伝えること)が、述べられています。

ここから、読んでおきたい本がいくつかありました。

 

このなかで紹介されていた本で現在読んでいるもの。

 

クリティカルシンキング 入門編 (実践編もある)

あなたの思考をガイドする40の原則

E.B.ゼックミスタ

J.E.ジョンソン   著

 

 

 

新しい学期がスタートしました。

 3月は、ばたばたと過ぎて、4月となりました。

科目や面接授業の申請と、受理などがあり、今回私が受講するのは、

 

認知心理学

日本語アカデミックライティング

心理統計法

心理学研究法

 

そして面接授業は、

心理学実験1

問題解決の進め方

です。

心理学実験は1から3まで申し込んだんですが、1だけが当たりました。

 

さっそく、放送授業のほうは、一通り視聴しました。(1回目と2回目)

心理統計法や研究法は、全くわからなかったらどうしよう、などと思って気合をいれて視聴しましたが、あくまで印刷教材に書いてあることや、講師の言っていることが少しでも理解できれば、なんとかなりそうだと、少しほっとしたところです。

 

先回の学期では、受講する方法がきちんとできてなくて放送授業聴きながら、ウトウトしちゃったり、あんまりよく聞いていなかったこともあったんですが、今回は、あらかじめ教材を読んでおく、また授業が終わった後に、もう一度見直す、そして受講している間にはなるべく、ノートをとるなど、私なりの理解できる方法を見つけてやれるようになったので、そのリズムというか、そんなものに乗ることができているようです。

 

そして、うれしいことに、どの科目もまさに私が知りたいことや、卒業研究に必要になるであろうことがぎっしり詰まっています。

心理学統計法は、2017年開講のもので、過去問がないので、大変不安ではありますが、講師の豊田先生は、きちんと教材を読み込むこと、そして教材にでているものの追計算と、発展問題をやってみること、それらがちゃんとできていれば、大丈夫とおっしゃっていたので、もう、まじめにこつこつやるしかない、と思ってます。第一回の講義の最後には、オープンソースの無料ソフトウェアのインストールを使うことと、そのためのスクリプトがwebにあることも、そしてそれらの使い方のデモも紹介されていました。

さっそくやってみました。なんとか、できたので一安心。

わからない言葉は、ネットで調べることができるので、私のような数学は本当にだめーというものにとって、有り難いことです。

あと、ビンゴだったのは、日本語アカデミックライティングです。

この科目も2017年開講です。学術的な文章を書くために必須である事柄をしっかり学べる科目です。

いままで、なんとなく自己流で書いてきた文章は、ちゃんと人に伝わる文章になっていたのか、ひとりよがりになっていなかったか、また、目的別に書き分けることを意識することができていたか、などなど。

基礎から、しっかり学べそうで、ほんとうにわくわくしています。予習復習、そしてなにより、実際にたくさん書いてみることですね。このブログでも、たくさん練習してみたい。

 

あと、認知心理学は、最近のAIとの関連で大変興味深いですし、心理学研究法は、それこそ卒業研究にはかかせないでしょう。

 

今期も、わくわくと、ドキドキの学期となることでしょうね。

 

 

 

 

 

 

単位認定試験の結果と次の科目選択

2017年1学期科目登録申請が開始したのが、2月13日。でも、試験結果がわかるのが、15日。

13日にすっきりしたい(結果を知っておきたい)人には、裏技があるようですが、(クラス会で教えてくださいましたが)私は、科目選択にかなり時間がかかると思っていたので、特に、13日に知る必要はないと思い、15日に、結果をネットで(キャンパスネットワークから)確認しました。

 

幸い、4科目ともパスしていたので、そこで、やっと試験が終わったーと、ほっとしました。

 

クラス会での情報交換

じつは、この科目申請開始の前の日、クラス会がありました。

まだ、お互い、試験結果はわからないけれど、話題はやはりつぎの科目選択。

一つ前のクラス会とも合同だったので、つぎになにを取得するべきかを決めるための情報を得るため、みなさんといろんな話しました。

心理関係は、私がお話できたかたのほぼ全員、認定心理士資格取得が目的でした。

なぜ、目指すのか、とお聞きすると、やはり、この資格を取得して、仕事をしている方を知っている、という方が私が聞く限り、3人くらい、みえました。

どんな仕事についている方々なのかは、お聞きしていないんですが、勉強したことが、実益に結びつくことは、やりがいもでるだろうし、ある意味、わかりやすいことでしょう。

私のまわりには、そのような方はいないし、私自身がかなり、ぼんやりとした状態で、心理学という分野に飛び込んでしまったので、ちょっと、目標がみえず困ってはいたんです。(それでも、自分のなかではなんとか理由をつけていたんですが)

 

認定心理士の資格をとるために

認定心理士の資格とは|認定心理士の資格取得を目指す方へ|通信制大学の放送大学

に、詳しく記載されています。

この資格取得に必要な科目(単位)は、私にとっては、科目選択の参考となることがわかってきました。

まだ、学び始めたばかりで、そして、心理学といっても、膨大な分野のなかで自分の学びたい分野を探すことは、困難です。

そこで、この資格取得に際して選ぶべき科目は、ざっとみると、その膨大な分野のなかでも、基礎的な分野を満遍なく学ぶことができるようになっています。

なので、まずは、ここから選んで科目選択し、大学卒業要件を満たすために他の科目が必要であれば、そのほかから選択する。

 

結果として、今回は、心理学研究法、心理統計法、認知心理学、そして日本語アカデミックライティングを申請しました。

面接科目は、抽選なので、当たるかどうかわからないけど、心理学実験を中心に5つ申し込みました。

統計に関しては、クラス会のなかでも、みんなが苦労する分野だそうで、テキストだけでなく、自分なりに、他の参考書や、参考文献などを読まないと試験で苦労するとおっしゃってました。

とにかく、やってみないとわからないので、今回はトライすることにしました。

 

今度はどんな学びがあるのか、楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

試験が終わって・・・

先月に初めての単位認定試験が終わりました。

終わったときは、ちょっと気が抜けたような、不思議な感じでした。

振り返ってみて、4科目を選択して試験をうけたということが、いまの私にとってちょうど良いものだったと思いました。

とくに、教育学入門は、記述式であったことから、一字一句をとても大切にできたこと、うろ覚えではなく、自分の言葉に置き換えながら理解しようとしたことは、とてもいい経験になりました。(かといって、書けたことが問題の主旨にあっていたかどうかはわかりません。結果はまだでていないので)

文化、とか、社会化、とか、さまざまな言葉が、学問ではとても大切だということが身に染みたのは、じつは、これらの試験が終わった後に、興味をもった本を読んでみたところ、かつては、なかなか理解できなかったことが、わかるようになってきたことなんです。

心理学という分野を選んだわけですが、たまたま、公共性という言葉にひかれて、”公共性の哲学を学ぶ人のために”(安彦一恵、谷本光男編・世界思想社)を図書館で借りて読んでみると、まさに、このわずか4科目の中で学んだ言葉、概念があちこちで使われていて、そりゃあ、そうだよなと思いつつも、学ぶってこういうことなのか、と感動してしまったわけです。

 

装置としての概念

科目の「心理と教育を学ぶために」のテキストの中に、こんな文章があります。

・・・内田義彦は、自然科学において人間の肉眼では見えない(見えにくい)自然現象を観察する道具として望遠鏡や顕微鏡のような物的装置を使用することに倣って、人間の肉眼では認識することが難しい社会現象を認識する手段として概念(装置)の重要性を指摘している(内田 1985)。

教育研究の各専門領域には、その領域に特有の専門用語=概念が存在している。それらの専門用語=概念は、各専門教育研究分野において、その専門分野特有のやり方で教育事象を観察し認識すのために使用されるある種の実験・分析装置の意味合いをもっているものである。教育研究と各専門教育研究分野を学ぶ際には、専門用語=概念の学習をおろそかにしてはならないのはそうした理由である。(心理と教育を学ぶために、テキストP37,L13-22)

少し長くなってしまいましたが、このあたりは、最初さっぱりわかりませんでした。

もちろん、いまでも、しっかりと説明できるかどうかは自信はありませんが、概念が装置である、という言葉は、これからさまざまな勉強をする上で、とても大切なことなんだ、ということは、わかったような気がします。

最近の、たとえば、専門家の方々のコメントを、さまざまなメディアを通して見聞きすることが多いわけですが、わかりやすく伝えることの難しさを改めて感じます。

物事を学ぶ上での基礎の基礎であること、これを知ったことだけでも、大きな収穫であったと思います。