放送大学で心理学を学ぶ

放送大学での新たな学びを通して自分と向き合いたい

今一度、心理学を学ぶことについて

私の友人から、つい数カ月前に、心理学に関して、初心者でもよみやすい本を教えてほしい、と言われていました。

私にとって、しかし、どんな本がいいのかなど、あまりに難しすぎて、

「図書館や、本屋さんで立ち読みしてみて、読みやすそうな本からはじめてみたら」

と結構いい加減な返事をしていました。

しかし、そう言ってしまって、友人と別れたあと、私は、私自身も、放送大学で心理学を学んでみようと思ったとき、やはり、心理カウンセラーをボランティアでおこなった経験のある友人(産業カウンセラーの資格を取得されている)に、同じように、なにか本を貸してほしいと、頼んだことを急におもいだしました。

そのときは、本を貸してもらうことと、心理について、主にカウンセリングなどについて、いろいろなことを教えてもらい、とてもとてもうれしかったことを思いだしたのです。

こんなことを思い出したことで、私も自宅にある、少しでもとっつきやすいと思われる本をぜひ彼女に持っていこうと心に決め、会う約束をしました。

 

心理学って役に立つもの?

結局、私が持っていった本の中で、マインドフルネスに関する本や、ベストセラーになった、嫌われる勇気などのアドラー関連の本を彼女は選んで、読んでみる、ととてもよろこんでくれました。

いろいろ、話をする中で、彼女は、心理学というものに興味をもったきっかけを話してくれました。(彼女には私が放送大学で心理学を学んでいることは、前から話をしていました)

彼女は、家族で経営している事務所で働いています。

何人かの従業員もいるようですが、経営者である弟さんが、ある心理学のセミナーにとても熱心に通っていることと、彼女にも、そのセミナーの(と、いうか、ある種の自己啓発セミナーのようなものと思われますが)内容がかかれた本を勧められたりするそうです。

彼女が読んだものは、漫画になっていて、わかりやすく、なるほどなーと思っていたそうです。

経営者である弟さんが、あまりに熱心にセミナーに通うので(なかなか、高額らしいのですが)、そんなに役に立つのかどうか、ちょっと懐疑的にみているようです。

私は、経営者である弟さんは、やはり、会社の業績を上げたい、と思って勉強熱心なんだなーと思って聞いていました。

そのセミナーに関する内容は詳しくはわかりませんが、速い話が、経営戦略に役に立つものなんでしょうね。話をしていくうちに、彼女は、私の考える心理学というのはどういうものなの?   みたいなことを尋ねてきました。

 

私は、そのとき、

「疑うこと」

と、とっさに言ってから、自分で、あらためて、ちょっとびっくりしました。

彼女も、

「!?」

みたいな表情をしました。

そして、私は、私がほんのまだ、2年と少し足を踏み入れたこの世界には、たしかなものはなんにもなくて、ただただ、仮説と、それを証明するためのさまざまな実験や、検証をおこないつつも、わかることといえば、やっばり、人間はわからないことばかり、ということなんだと、話をしました。

つまり、知っていてよかったな、ということはあっても、確実に役に立つようなものではないんじゃないかなと。

 

今ここで、あらためて心理学を学ぶということは

彼女の弟さんは、経営者として家族や従業員を抱え、会社経営に携わることで、さまざまな勉強をしていくことは、当たり前のことでしょう。

しかし、なにか一つの考えや、方法だけに固執することは、結構危険な面もあると思います。

こうすれば、こうなる、的な方程式は、人間には通用するとは思えません。

懐疑的になってみること、そうすることで、より深く考えること、さまざまな状況にたいして、あらゆる想定をすることが必要になってくると思います。

 

私は、自分が思わず口から出た言葉に、びっくりするとともに、この懐疑心が、私の身体にちゃんと染みついてくれたのかと、うれしくなりました。

だいたい、私は人の話を鵜呑みにしたり、すぐ、感動してしまったりと、結構「素直」な人間だったのですが・・・。最近は、なんでも、つっこみをいれるようになっています。

 

彼女は、でも、私の話をとても興味深く聞いてくれました。

まだまだ、私は勉強をつづけていくつもりなので、ぜひ、また今度会うときは、おもしろくて、あんまり役に立たない、心理の話(人間のおもしろさ)を話せるといいなーと思って、別れました。

 

彼女もさまざまな悩みをもちつつ、人生を歩んでいますが、これをきっかけに、またなにかを学ぶような、(別に勉学的なものでなくてもかまわないから)新たな生活に目を向けてくれるとうれしいな。