卒業研究・修士論文発表会に行ってきました。
今日の13時より開催された発表会。
前半は卒業研究の発表、そして後半は修士論文の発表でした。
結構の長丁場ではありましたが、参加できて本当によかったー、というのがまず率直な感想です。
どのかたの研究もとても興味深くて、本当に聞き入ってしまってました。
私にとっての卒業研究とは
私自身はぜひ卒業研究と、そしてできれば修士論文もやってみたいと思っているんですが、なにせ、その問題を絞りきれていない。
心理学に関する課題とは、もうありとあらゆるところに関わっているからこそ、自分では日々いろんなことを考えているし、日々起こっている事件やさまざまな出来事からはたえず、インスパイヤされるわけですが、それらは、泡沫のように、ふわふわしているもの。
たとえば、あらかじめ課題を抱えていて、それを解決するべく放送大学の門を叩いて、心理学という分野に自分の課題を解決するための方法や、得られる解答を求めるということであれば、もっと簡単(でもないかも)かもしれませんが、私としては、解決する方法を学びたいというか、その問題自体は、ありとあらゆることで、むしろ、ランダムな”お題”的なものを与えられ、それを解決するためにはどうするか、という方法論を学びたいということかなあ。
だいたい、心理学という分野に少し足を踏み入れただけで、いままでの心理学に対する勝手なイメージは、がらがらと崩れていったわけで、そこから、クリティカルシンキングに関する本を読んで、ますます、自分の考えの甘さというか、心理学に限らず、いろんなことについてのものの考え方を見直すことになりました。
心理学という分野の広さゆえに、題材はなんでもありそうで、じつは大変絞りにくく、難しいなあという思いがあります。
でも、今日の卒業研究、修士論文の発表を聴きながら、いろんなことを考えることができ、ヒントもたくさんありました。
これらを踏まえ、一人ブレストをしつつ、問題をいろいろ書き出してみようっと。
参考になった本
心理学をまじめに考える方法 真実を見抜く批判的思考
キース・E・スタノヴィッチ著
金坂弥起 監訳
*この本自体は、すでに版を重ねているそうですが、初心者の私にとっても取り上げられているトピックや、題材が興味深くここで、クリティカルシンキング(批判的思考)がじつは心理学に大変重要になってくるということを学びました。
現在読んでいる本
心理学を学ぶまえに読む本 羽生和紀著 サイエンス社
*ここには、まず、心理学を学ぶための大切なこと、専門科目に入る前にぜひおぼえておくべきことなど(手にいれること、理解すること、考えること、表現すること、そして伝えること)が、述べられています。
ここから、読んでおきたい本がいくつかありました。
このなかで紹介されていた本で現在読んでいるもの。
クリティカルシンキング 入門編 (実践編もある)
あなたの思考をガイドする40の原則
E.B.ゼックミスタ
J.E.ジョンソン 著