いよいよ、最後の学期となります。
もう、2019年の9月も半ばとなりました。
認定心理士の資格を取得できるだけの科目ももう単位は満たすことができたので、最終的に仕上げの段階となりました。
もっとも、私の場合、認定心理士の資格を取得する目的というより、心理学という学問の基礎を学べるための科目選択のためにその基準を利用しました。
今回科目登録した科目は、
学部の方は、
認知行動療法、乳幼児・児童の心理臨床、思春期・青年期の心理臨床、中高年の心理臨床、の4科目
なんか人の一生をなぞるような最後にふさわしい選択に結果的になったかなと。
そして、修士専科生として選んだ科目が、
公共哲学
です。
8月、科目選択をするとき、とても迷ったところがここなんですね。
一学期は現代社会心理学特論を学び、今までの復習のような感じで聴くことができました。多分、ここから心理学のさらに深く学ぶこともできるのかもしれないけど、ちょっと自分が心理学を学ぶ前の、興味があったことをあらためて思い出してみました。
公共哲学の「公共」について興味がありました。もちろん、哲学にも。
しかし、基礎をきちんと学んでいないために、いくつか本を読んでみようと思っても、字面を追うだけで結局わけがわからなくなったり、積ん読状態になったり。
心理学を選んだのは、人は自分を含め周りにもたくさんいるし、その心を扱うのであれば多少でもとっつきやすいかなと。
けれど学び始めて、「概念」や「理論」を理解するのにかなり苦労しました(これはどんな学問でもいえることですが)。
日常でのさまざまな現象を「発見し」実証していくための道具としての概念や理論がなくてはならないものだとことや、学ぶということはただ自分の自己満足ではなく、それらを社会に還元することが必要であると。
いま振り返れば、心理学を入り口にした私の選択は間違っていなかったと思っています。
公共哲学は、学部コースの社会と産業コースを学んだ上で学ぶものでしょうね。そっちに入り直してもっと基礎的なことを学んでからにした方がよかったかもしれませんが、すでにテキストは届いています。
ぺらぺらとめくっただけでも、手ごわそうな感じもありますが、一種の武者震いのような、気持ちが引き締まるような感じです。
社会心理学は、人間を社会的動物とみなし、ユニークな存在としています。
つまり、社会と切り離して人は生きていけないということを学びました。今度はその社会というものを学びたいという思いです。
このブログのタイトルは、放送大学で心理学を学ぶ、ですが、今度は、放送大学で社会学を学ぶ、などに変えなくてはならないかも。
もっとも、放送大学で学ぶってしちゃって、下位階層で、それぞれ心理学や哲学、社会学などと分類してもいいですね。
とりあえず、いまはまだ心理学メインですので、4つの科目を全力で取り組みつつ、公共哲学も、参考文献を読みつつ、取り組みましょう!